スタッフ紹介
私が中学生の時、ある日から突然、汗をかいたり、体が温かくなると全身がかゆくなるようになりました。最初は、何なんだろう?と思っていたのですが、どんどんひどく、かゆみが痛みに変わりまして、高校の時には運動するとすぐ全身が強く痛くなるため、スポーツもろくにできずお風呂にもつかれませんでした。病院にも通ったのですが、「アレルギーか何かかねえ?」などと言われるくらいで一向に改善しませんでした。
このまま、一生こんな苦しみを味わうのか。。。と思い、さすがに悩みました。シャワーで髪を洗う度、ストレスで大量に髪の毛が抜け、このままでは頭もうすくなってしまう。。。どん底の状態でありました。あきらめの境地で、運動もやめて、勉強をするしかありませんでした。誰に話をしても、周りにそんな症状の人はいませんでしたから、分かってはもらえません。
ある日、知り合いの方から、「鍼なんか受けてみたらよいのでは?」そんなふうにすすめていただいた覚えがあります。
はり?はりって何?そんなもの意識して生きてきたことはありませんでした。少しでも痛みが無くなるのなら・・・。そこから鍼灸との出会いが始まったのです。
治療に何度通ったことでしょう。あれっ?電車でも痛む回数が少なくなってきた。試しにお風呂に入ってみると、痛みが軽い。
何が何だか分からないけど、体がよくなっているのではないか?
初めて生きる希望を持つ事ができました。
その後、お風呂に入っても長年悩まされた痛みが出なくなりました。鍼灸に出会わなければ今の私はございません。
自分は鍼灸の道で生きてみたい。そういう経験の後、鍼灸マッサージと整体の学校に通い、修行を経て開業いたしました。
私自身、お風呂に満足に入れなかった期間がすごく長かったために、病を克服した後、その反動でお風呂が大好きになってしまいました。病気が良くなった後、よく温泉施設に行っていたのですが、そこにはいつも小さい子供たちが入りにきていました。一つ一つの仕草のかわいらしさが目につきます。
お湯につかりながら、自分もいつか子どもができたらいいな。。。いや、自分は恋愛も苦手だし子どもなんて無理かも。。そんなことを思いながら、一人お湯に入っていた日々を思い出します。
でも、いつかあんなかわいい子どもが自分にもいたらいいな。そんなふうに頭でイメージし続けていたことは確かです。思考は現実化すると言われますが、イメージすることは大切な様です。
それから数年後、結婚して不妊期間を経た後、かわいい赤ちゃんを授かりました。
私達家族は、妊娠出産するために鍼灸マッサージをして体温を上げて、あらゆるよいことをやりました。体温を上昇させたり、体質を変化させることで、妊娠しやすいお体を作っていくことは可能です。
西洋医学のお医者様の治療も大事ですので、それと平行して東洋的な治療を取り入れられるとよいと思います。
不妊の鍼灸をすると、妊娠確率が上がるってご存知でしたか?
不妊症に効果のあるツボがあるのですが、そこを鍼灸治療すると、 妊娠の確率が上昇することが実験データで明らかにされました。
毎月精神的に落ち込んでしまう方が多いと思われますが、前向きに妊娠に近づける努力を一緒にしていきませんか?千手堂はりきゅう指圧院で、不妊治療をしている方で、10年全く妊娠しなかった方が、今は2人目を妊娠されております。
AIHは、人工授精と言われ、夫から採取した精子を直接妻の膣内に注入する治療法ですが、成功率としては、5〜10パーセントくらいで、やればすぐできるものではありません。 また、IVFは、体外受精と言われ、卵巣から卵子を採取し、培養液内で精子と受精を行うのを待ち、受精した受精卵を子宮に戻す治療法ですが、成功率は20パーセント前後です。 このことからも、妊娠するためには、妊娠しやすい体にしていかなければなかなか難しいということがお分かりになると思います。
どんな治療方法を選択するにしても、ご自身のお体が妊娠できるようなエネルギーが無くなっている状態であれば、いつまでも結果がでないかもしれません。
妊娠できないと悩んでおられる方の脈を診たり、お身体の状態を診ますと、明らかに気が不足しており、エネルギー不足になっている方がほとんどです。そこの不足している部分を補わなければ、妊娠しづらくなります。
ストレス社会で様々な要因があると思われますが、デスクワークの過度、睡眠不足、過労、スマートフォンやパソコンの過剰使用などにより、体の筋肉の硬直、血液循環の悪さが関係していると思われます。
そもそも、不妊症が若くてもこれだけ増えてしまったのは、パソコンや携帯電話の使用量増加と関係ないとは言えないと思います。電磁波も含めてです。昔の人はやっておりませんでした。不自然な姿勢の長時間継続は本当に良くないです。男女ともに若い方の薄毛や白髪、髪の毛の細い方の増加。現代人の体がおかしくなっている証拠だと思います。
東洋医学では髪は血余といい、髪の状態は血液の状態を表すと考えられます。不妊に限らずこういった不調の元があると、様々な病気に将来なってしまいます。
生活習慣が変えられないなら、治療して良い状態にもっていかなければいけません。そういう意味では現代人全てが東洋医学的な未病治療が正に必要なのだと強く感じます。
妊娠希望コースに関しては、より真剣勝負です。受けられる方も施術する側も妊娠、出産するかどうかの結果を求めますし、時間が限られています。あきらめずに治療を続けた結果、見事出産される方もいますが、すぐに妊娠されている方もいます。AIH、IVF、ICSIをしても妊娠に至らない方が妊娠された例がございます。
また、男性側のお身体や精子が元気がない場合も多いと思われますので、男性側は東洋医学的にそちらの部分を補う治療を特化して行います。自分にも必ずかわいい子どもができるんだと前向きにイメージしてください。子どもができたらこんなことがしたいな、など常に明るく考えているのは重要です。それとあわせて様々な治療を行っていくのが近道だと考えております。
ふとしたことで、マイナス思考に行きがちですが、それに気付いたら意識してまたプラス思考に少しずつ持っていきましょう。最後には、必ずうまくいくのだ、と信じて望みましょう。
中国伝統医学のこと。四千年の歴史の中で磨かれ淘汰され、臨床において有効な治療法が残っていった。それは中国人が長い歴史の中で病邪と闘ってきて得た豊富な経験の集大成です。まさに経験的医学の至高です。
陰陽五行学説に基づき、精気学説・蔵象学説(臓腑学説)・気血津液理論・経絡学説・病因学説などを組み合わせ、人体の生理機能や病理変化を分析する学問。独自の診断手技を用い、診断や治療方針・予防方針を決める「弁証論治」でもってその人の体質、病気の性質を判断し、健康へと導く治療を行う医学理論体系です。
私自身、小さい頃から体が弱くて、3歳の時に喘息で死にかけたそうです。何とかしたいと、母親が試してくれた漢方薬と、空気のきれいな地域に引越したことが功を奏し改善に向かったとのことでした。これが私と東洋医学との出会いです。
それから喘息発作はだいぶなくなりましたが、小学生になってもしょっちゅう体の不調を訴え、病院にいっても「原因がわからない」と言われる事が何度もありました。(今思えばそれが、東洋医学でいうところの「未病」だったのです。)
大人になってからも体が強くないことで、仕事面で厳しい辛い場面や恋愛でも悩みました。私の場合は、一度かなり精神的にダメージを受け夢や希望が無くなり、自分で思う「どん底」を経験しました。
そんな中で、このままでは廃人になってしまうと思えるキッカケがあり、「どん底」なら這い上がるしかないと思えるようになり、自分なりに壊れた自分を寄せ集めて再建していったのです。
新しい自分に生まれ変わる際に、周りの人々の優しさが嬉しかったり、今まで興味ないと思っていたような世界も、チャレンジすることで楽しさが芽生え新しい感覚が生まれていきました。
私と同じような悲しい思いや経験をして抜け出せないでいる人、体がいう事を聞いてくれなくて辛い思いをしている人の気持ちがわかるのでそういった方達のサポートをしてあげたい!そういう思いがあります。
特に体調不良の中での子育ては本当に大変です。どんなにしんどくても子供の世話は休めません。
例えば、自分が体調悪くて病院に行きたくても、子供の病院に行く事で手いっぱいで、自分の事はかなり後回しになってしまったりします。
そういった大変なママさん達を励ましてあげたい。自分のことがいつも後回しになってしまうような方々の体をケアしてあげたい。そういう思いがあります。
中国伝統療法・療術を通じて皆さんと心身ともに健康になるための道・意識、心の共有をしていきたいです。
中国医学を活用して、身心のお悩みを緩和したい方々のお役にたちたいです。